奈良にも3年ぶりに雪が積もりました
2月11日、朝目が覚めると窓の外は真っ白。奈良にも3年ぶりに雪が積もりました。テレビのニュースでは、鼻の上に雪が積もって震えている奈良公園の鹿が映っていた。雪が降るたびに出る、お約束の絵だ。この映像を見て、東京の人は、奈良はずっとこんな感じで雪が降ると思うのだろうなあ。
本日は、紀元節。こんなに雪が積もったら、さすがに街宣車は来ないかと思ったら、根性のあるみなさんは、雪くらいへっちゃら。朝の8時くらいから大音量の街宣車が張り切って橿原神宮に向かっていった。
犬は喜び庭駆け回る、というのは本当だ。歌の通り、わが家のバカ犬は、雪の積もった狭い庭に大興奮でワフワフ走り回っていましたよ。
これは、我が家の庭にあるブドウの樹。1月にチョキンと剪定しました。丸坊主になったブドウを見て、母がなぜか真っ青になって驚くので不思議に思って理由を聞いてみると…。
実は…と、聞かされた話は、驚くべき内容でした。
母は、そのブドウが隣の住人が切ったと思ったのです。
それというのも、ここ数年我が家の庭にはアサガオを植えていました。隣の家との目隠しの意味もあったんですね。
それがあるとき、アサガオが根っこから引き抜かれていたそうなんです。おかしいなあと思った母は、隣の家の旦那と道であったときに、「もしかして、うちのアアサガオ切りはりました?」と聞くと、「ええ。アサガオの根っこは、そのままにしておくと家を持ち上げてしまうと聞いたから、切らしてもらいました」と平然と言ったそうなんです。母は、茫然として、怒りで頭がくらくらしたそうですけど、隣の住人ともめるのもいやなので、「そうですか…」とだけ言って、その後一人でもんもんと思っていたそうなんです。
ひどすぎる…。いや、怖い。それを聞いて、私の心からずーっと隣の住人に対する怒りがおさまりません。私にもいやな思いをさせると思ったから母はずっと黙っていたんでしょうけど、何も知らないでいて、一人で悩ませてかわいそうなことをしました。
←写真は、もとアサガオのあったプランター。隣の家とは、この柵で仕切られています。もちろん、この柵は我が家のもの。
アサガオって確か一年性のはず。根っこが張って家を持ち上げるなんて聞いたことも見たこともないわ。どんなにすごい植物やねん。
いやいや、そんなことよりも、なぜに年寄が楽しみにしている植物を勝手に切って、謝りもしないのか…。
しかも、我が家に誰もいないときに勝手に庭に入って引っこ抜くというのは、どう考えても許される行為ではないでしょう? 子供が遊んでいたボールが入って庭に入るのとはわけが違うでしょう?
今後、もし我が家に泥棒が入ったら、悪いですけど、「前にも勝手に庭に入った隣の家の人があやしい」と真っ先に言いますよ?
1年前ほどに越してきた隣の家の住人は、30歳前後の若い夫婦で、子供がまだ3歳くらいです。実は、私は隣の家の奥さんの顔を一回くらいしか見たことがありません。たまに見かける旦那に、おはようございますと挨拶しても、返事はなし…。たまに、両親らしき老夫婦が遊びに来ますが、その人たちも「こんにちは」と私が言っても無視。なぜ?
この人たちだけじゃない。最近は、近所の人に「こんにちは」と言っても無視をする人が多い。目と目があっても、2度言っても知らんぷりなのはなんで? 知らない人ならまだしも、同じ筋にあるご近所さんなのに…。そういう時代なのかしら。私が子供のときは、近所の大人にあったら、絶対にこんにちはと言ってたけどなあ。
もしかしたら、アサガオがあまりにも汚くて、隣の家から見苦しかったからかもしれない。ずっと我慢していて、親切心で引っこ抜いたのかもしれない。だから、母が問いただしたときも、「いえいえ、どういたしまして。お礼なんていいんですよ」ぐらいの気持ちだったのかもしれない。いや、こちらがお礼も言わないのを怒っていたかもしれない。でも、せめて一言声をかけてから切ればいいんじゃないのかなあ。
穿った考えだが、父親が生きていたり、私に夫がいたら、こんななめられたことはされないのではないかとも思う。
父が亡くなったとたんに、はす向かいの家が、我が家の前に車を無断駐車するようになったし…。
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