2011年8月28日 (日)
2011年8月22日 (月)
王子さまと呼ばれた日 平城京天平祭☆夏 光の行列に参加して
平城京天平祭☆夏 「光の天平行列」に参加してきました。
8月20日(土)は、昼過ぎから激しい雨が降り、中止かと思っていたら、なんとか雨もやみ無事催行決定。
申込みのさい、女官、男性貴族、白丁の中から選べたのですが、女官は身長160センチ以下という決まり。162センチの私は、男性貴族で申し込みました。
現地に行ってみて、あれ、私と同じような身長の女官さん結構いる。正直に申告することなかったのかなあ。
といっても、男装も、なかなかできない経験だしね。
着替えてみて、やはりこの衣装は、おしりの大きい女性が来ても、やっぱり決まらない。宝塚の男役のような方なら別ですが、背の高い男性が着てこそですね。
男性グループと女性グループは、別々のスタート地点から出発。
男性グループは、朝堂院基壇から出発。
7時の出発前、待機している様子。
遠くにライトアップされた大極殿が美しい。
いよいよ行列がスタート。男性貴族なので華やかさはなく、観光客の姿はほとんどないなあ。しかも、雨もしとしと降ってきた。大極殿の近くまで来ると、雨もやんできてほっ。
女性グループの行列と出会って、男女ペアになって、大極殿にしずしずと入っていきます。
.
「おおおおっ、ふわあ、きれい…」。ペアになった女官役の人と、思わず顔を見合わせてつぶやいてしまいました。ライトアップされた大極殿前に広がる燈花会。これは…!! 規模は小さいけれど、奈良の燈花会にも勝るとも劣らない美しさ。
その中を、LEDの電飾をつけた行列が歩いていくのですから、これは客観的にみると、恐らく美しいに違いない。
多くのフラッシュを浴びながら歩いていると、小さい女の子が、「お姫さま、バイバイ、王子さま、バイバイ」って声をかけて手を振ってくれた。王子さまって私のこと???? なんと、かわいいことを言ってくれるんだろう。感激。
.
←行列が終わり、終点近くで撮影
.
本物の月はど~れだ? 正解。どれも違います。
.去年の1300年祭が終わったからか、あまりにも観光客の少ない、寂しい祭でした。お天気が悪かったのもあるけれど、結構きれいで楽しめるのに、本当にもったいない。
GWの天平行列のときも思ったが、奈良のイベントは、どうしてこうも、人が少ないのだ? 今回の平城京天平祭☆夏は、奈良限定の情報誌にさえ、祭のスケジュールが載っていなくて驚いた。何か理由があるのかしら? もっと規模の小さい灯りのイベントでさえ載っているのに…。
委員会のボランティアの方は、とても熱心でよくしていただいて感謝。皆さんのおかげで、楽しい思い出が作れました。
とある参加者が、「自分が歩いているところを撮ってほしい」という、無理難題な要求をして、ボランティアの女性にカメラを渡していたのだが、あまりの度厚かましいお願いに、とまどいながらも一生懸命こたえてあげていたけど…、断ってもいいのに…。
.
Tシャツがとてもかわいくて、これを販売して運営費にあてればいいのになあ。
ピンクは中心メンバーが着る色、水色は、去年のTシャツ、今年緑色なんだうです。
大勢の人が力を合わせて作り上げた祭りなので、来年はもっと多くの観光客にぜひ見ていただきたいものです。奈良燈花会のように人も多くなく、結構穴場ですよ。でも、確かに華やかさはないし、平城京跡公園は、ほかに何もないから、なかなか足を伸ばしにくいかなあ。
平城京跡公園に鹿はいませんが、立ち入り禁止の柵には、こんな鹿がいます
.
最後にまたまた、ハート
2011年8月21日 (日)
2011年8月15日 (月)
奈良燈花会 ハートがいっぱい
8月13日は、確か流星群が見えるはずだったのに、あまりの月の明るさに星がひとつも見えなかった。
なら燈花会のスタートは午後7時。今の季節は、まだまだ明るい。ボランティアの方が熱心に、チャッカマンでろうそくに灯りをともしていく。
.
真っ暗になってからのほうがきれいかもしれませんが、赤く染まった空が紫色から漆黒に変わる中、だんだんとろうそくが輝きを増していくのを見るのも素敵です。
.今年のなら燈花会はハートがいっぱいでした。
春日野園地のハートたち。
.ちょっと小高い丘には、どうやら鹿の顔らしい花時計ならぬ光時計が作られていました。ここから見ると、遠くに夕闇に浮かぶ東大寺が見えて幻想的な雰囲気でしたよ。
来週の20日は、平城京跡公園で、夜の天平行列があり、またまた私も参加させていただきます。
自由人 奈良の鹿
8月14日まで開催されていた奈良燈花会に土曜日行ってきました。そこで、かわいい鹿たちの自由な行動も見てきましたよ。
その1
遺跡発掘中の現場に、鹿が2匹、ゆうゆうと歩いている。どうやってはいったんだろう。
ちょっとおかしなフリガナのふられた看板に、「立入禁止」ってあるでしょ?
そうかと思うと、興福寺の工事中現場にも、「侵入しますと警報ブザーで警察署に通報されます」と書かれているにもかかわらず、悠然と大鹿が闊歩していた。まあ、文字読めないもんね。この子も、どうやって入ったの?
.その2
夏の鹿は、かわいい斑点が出ていて、角もしっかりあるので、とても見栄えがいい。
興福寺前では、五重塔の鹿というナイスな写真がとても簡単に撮れるので、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
興福寺前で、明かりがともされるんですけど、今年は、「和」という文字を浮かび上がらせるらしい。一生懸命ボランティアの方が、ろうそくに灯をつけていると…。
.
いたずら好きな鹿が、虎視眈々(鹿だけど)と狙っている(写真左)。
あ!せっかく並べたろうそくを倒して、水を飲んでる!(右)
それを見つけた写真左奥にいたボランティアの青年が、もんのすごい勢いで走り寄ってきて、鹿をけちらした。
その後も、何度も何度も、追っ払われていたけれど、隙あらば鹿がろうそくを倒そうとしていておかしかったなあ。
最近のコメント