王子さまと呼ばれた日 平城京天平祭☆夏 光の行列に参加して
平城京天平祭☆夏 「光の天平行列」に参加してきました。
8月20日(土)は、昼過ぎから激しい雨が降り、中止かと思っていたら、なんとか雨もやみ無事催行決定。
申込みのさい、女官、男性貴族、白丁の中から選べたのですが、女官は身長160センチ以下という決まり。162センチの私は、男性貴族で申し込みました。
現地に行ってみて、あれ、私と同じような身長の女官さん結構いる。正直に申告することなかったのかなあ。
といっても、男装も、なかなかできない経験だしね。
着替えてみて、やはりこの衣装は、おしりの大きい女性が来ても、やっぱり決まらない。宝塚の男役のような方なら別ですが、背の高い男性が着てこそですね。
男性グループと女性グループは、別々のスタート地点から出発。
男性グループは、朝堂院基壇から出発。
7時の出発前、待機している様子。
遠くにライトアップされた大極殿が美しい。
いよいよ行列がスタート。男性貴族なので華やかさはなく、観光客の姿はほとんどないなあ。しかも、雨もしとしと降ってきた。大極殿の近くまで来ると、雨もやんできてほっ。
女性グループの行列と出会って、男女ペアになって、大極殿にしずしずと入っていきます。
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「おおおおっ、ふわあ、きれい…」。ペアになった女官役の人と、思わず顔を見合わせてつぶやいてしまいました。ライトアップされた大極殿前に広がる燈花会。これは…!! 規模は小さいけれど、奈良の燈花会にも勝るとも劣らない美しさ。
その中を、LEDの電飾をつけた行列が歩いていくのですから、これは客観的にみると、恐らく美しいに違いない。
多くのフラッシュを浴びながら歩いていると、小さい女の子が、「お姫さま、バイバイ、王子さま、バイバイ」って声をかけて手を振ってくれた。王子さまって私のこと???? なんと、かわいいことを言ってくれるんだろう。感激。
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←行列が終わり、終点近くで撮影
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本物の月はど~れだ? 正解。どれも違います。
.去年の1300年祭が終わったからか、あまりにも観光客の少ない、寂しい祭でした。お天気が悪かったのもあるけれど、結構きれいで楽しめるのに、本当にもったいない。
GWの天平行列のときも思ったが、奈良のイベントは、どうしてこうも、人が少ないのだ? 今回の平城京天平祭☆夏は、奈良限定の情報誌にさえ、祭のスケジュールが載っていなくて驚いた。何か理由があるのかしら? もっと規模の小さい灯りのイベントでさえ載っているのに…。
委員会のボランティアの方は、とても熱心でよくしていただいて感謝。皆さんのおかげで、楽しい思い出が作れました。
とある参加者が、「自分が歩いているところを撮ってほしい」という、無理難題な要求をして、ボランティアの女性にカメラを渡していたのだが、あまりの度厚かましいお願いに、とまどいながらも一生懸命こたえてあげていたけど…、断ってもいいのに…。
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Tシャツがとてもかわいくて、これを販売して運営費にあてればいいのになあ。
ピンクは中心メンバーが着る色、水色は、去年のTシャツ、今年緑色なんだうです。
大勢の人が力を合わせて作り上げた祭りなので、来年はもっと多くの観光客にぜひ見ていただきたいものです。奈良燈花会のように人も多くなく、結構穴場ですよ。でも、確かに華やかさはないし、平城京跡公園は、ほかに何もないから、なかなか足を伸ばしにくいかなあ。
平城京跡公園に鹿はいませんが、立ち入り禁止の柵には、こんな鹿がいます
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最後にまたまた、ハート
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